暗号通貨老人会が出川組の皆さまに告ぐ「三年気絶しよっ♥」
仮想通貨投資家の4割が「出川組」
ツイッターの仮想通貨界隈でも人気の玲奈@丸の内OLさんが、こんなアンケートを取っていた。
仮想通貨投資を始めた時期は?
— 玲奈@丸の内OL仮想通貨ブログ (@reinabb3) 2018年2月2日
私はこの結果に愕然とした。このアンケートの回答者は実に1万5,000人を超えており、その8割が、仮想通貨バブルが本格化し始めた2017年6月以降に仮想通貨への投資を始めているのだ。
玲奈氏のフォロワー数は全体で約63,000人。彼女のフォロワーだけみても、全体の8割=約50,000人が、去年の夏以降の参入組ということになる。
さらに、2017年12月以降まさにバブルの頂点で参入した、「出川組」は全体の4割を占めており、玲奈氏のフォロワー数から算出した推定人数は、約25,000人ということになる。
Mt.Gox以前に参入した私のようなものは、仮想通貨界では「老人」だ。それこそ「暗号通貨老人会」だなw(あえて暗号通貨とするw)
素人は三年間気絶するしかない
とはいっても、私がここまで生き残れたのは、仮想通貨冬の時代といっていい2015年~2017年まで半ば「気絶」状態だったからだ。
特に2016年はThe DAO事件(イーサリアムの大部分が盗難に遭い、イーサリアムクラシックが分裂するきっかけとなった大事件)という、仮想通貨界全体を揺るがす大事件が起きたはずなのが、ほとんど記憶がない。
もし当時の私が今のように頻繁に仮想通貨に触れていようものなら、ビビってさっさと売却してしまい、2017年の暴騰に乗っかり損ねていたはずだ。
あるいは、2016年の後半からのゆるやかな相場全体の回復も記憶にないが、もしこれも気絶していなかったら、上がりはじめたところですぐ売ってしまい、やはり今回の暴騰には乗れなかったはずだ。
気絶期間中の楽しい過ごし方!
出川組の皆さまにおかれましては、なけなしのお金を投じた矢先のこの大暴落、とても辛かったと思います。ただ、これはまだまだ始まりにすぎません。
前回のバブル時(2013~2014年)も、2014年2月のMt.Goxの事件後、約2年間は仮想通貨全体の時価総額が下がり続けましたし、2013年12月4日の最高値を回復したのは、実にちょうど3年後、2016年12月初めのことでした。
要するに、皆さんは「三年寝太郎」になるしかないのです。
とはいっても、文字通り寝ていろというわけではなく、この間に淡々と仮想通貨だけでなく相場一般でのマインドセットとか、資金管理の仕方についての本や動画を見るなどしていれば、きっと楽しい気絶生活がおくれることと思います。
中には、勉強しているうちに仮想通貨とかどうでもよくなり、株や為替で資産を築く人もでてくるかもしれません。
また、急な相場の回復に備えて、ドルコスト平均法による積み立てもいいでしょう。
(※「ドルコスト平均法」という言葉を知らない人は、さらに気絶期間が必要です。)
今、日本の取引所でビットコイン積み立てをやっているのはZaifだけなので、そこに毎月5000円でも1万円でも積み立てていれば、3年後の気絶明けにはとんでもない大きな資産が築かれている・・・はずです。
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